2010年11月3日水曜日

japaneseanime_anime dl


『けいおん!』シリーズは、かきふらい さん原作の4コママンガをテレビanime dlシリーズ化した作品である。2009年春に最初のシリーズを1クールで放送したが、anime dlファンから大きな支持を得 て大ヒットとなった。こうした人気を受けて2010年4月からは、続編を2クールとして9月末まで放映した。シリーズの拡大も売上げに貢献していそうだ。 11月2日に発表されたTBSホールディングス(TBS HD)の平成23年3月期第2四半期決算によれば、同社のanime dl 事業が好調に推移している。同社のanime dl 事業はTBSテレビの事業局映像事業anime dlに分類される。第2四半期までの売上高は11億8700万円となり、前年同期の9億9800万円を20%上回った。大幅増収は『けいおん!』シリーズのヒットのためであ る。TBS HDは、『けいおん!!』のBlu-ray Disc、DVD、関連商品の販売が放映終了後も持続していると説明している。 主力の放送事業セグメントが売上高は965億3300万円(同5.8%減)、営業損失14億6300万円だったのに加え、anime dl事業も含まれる映像・文化 事業セグメントも売上高619億7900万円(同4.6%減)、営業損失4億4400万円だった。anime dlや文化事業、ペイテレビ事業は好調だったが、前年 好調だった映画事業の減収減益幅が大きく、DVD事業も大幅減収となったのが響いた。一方、TBS HD全体では減収減益となった。第2四半期までの売上高は1668億1500万円(前年同期比5.1%減)、営業利益18億8800万円(同35.6% 減)、経常利益27億2200万円(同21.4%減)、そして四半期純損失が26億9200万円である。 TBSは平成22年3月期の第2四半期決算でも、anime dl事業は『CLANNAD~AFTER STORY』と『けいおん!』の大ヒットにより前年の4億2900万円を大きく上回る大幅増収としていた。今期は好調とされた前年同期をさらに上回った


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